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書籍カード

The Early Embryonic Development of Bombyx mori

-An ultrastructural point of view-
カイコの初期発生-特に超微細構造-
The Early Embryonic Development of Bombyx mori
著者宮慶一郎 著
柳沼利信 編
鈴木幸一 編
出版社現代図書
発行年2002年 2月
ISBN4-906666-25-6
判型等B5判 222ページ
種別単行本
定価14,700円(税込)
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この本の概要

次々とゲノム解読が進む今日、各遺伝子が各細胞、細胞内各構成要素・場とどのように係わるかを明らかにすべき段階に入りつつある。この課題に答えるべく、 カイコの卵細胞から嚢胚形成までの初期発生過程を微細構造として捉え、幾つかの新知見を提案している。これらは、キイロショウジョウバエの知見と合わせ て、昆虫全体の初期発生の理解を押し進めるものである。また、形そのものとして見るとき、いかに生命は美しいかを痛感する。
[著者 紹介文] カイコの完成(成熟)卵から産卵、精子進入、受精、核分裂と移動、胚域形成を経て中胚葉形成直後(胚休眠ステージ)までの超微細構造を電子顕微鏡でとらえた教科書です。とくに精子進入にともなう卵細胞内の変化、胚外域細胞と胚細胞に分化していく様子、胚形成と並行して休眠に入っていく様子が超微細構造変化としてとらえられています。刻々と変化する細胞の電子顕微鏡写真は移り変わる人の顔のように見て取れます。

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